子供用包丁って使った方がいいの?
お子様が料理のお手伝いに興味を示したら、子供用包丁を準備して手伝ってもらいましょう!
子供用包丁を使ったことがある方に口コミ調査を行い、おすすめの子供向け包丁や選び方などをまとめました。子供用包丁が気になる方は、参考にしてみてください。
子供用包丁を選ぶときのポイント
子供用包丁にはサイズや種類がありますので、お子様の手のサイズや、どのような手伝いをして欲しいのかを考えて選びましょう。
子供用包丁を選ぶときのポイントをご紹介します。
子供が持ちやすいデザイン
口コミ調査では、2歳未満から13歳以上までのお子様が使用しているとのことです、
子供用包丁は持ちやすく、握りやすいデザインになっています。
大人用の小さい包丁(ペティナイフ)でいいかなと思うかもしれませんが、できたら子供用の包丁を準備しましょう。
「使っている子供用包丁の持ちやすさ」について満足度をお聞きしたところ、全員が「持ちやすい」と回答しました。
持ちやすさ・握りやすさの他にも、カラー別に色分けされていたり、キャラクターが描かれていたりと、子どもが使いやすい工夫がなされています。
デザインは子供向けor本格派
子供向け包丁には、カラフルでキャラクターが描かれているデザインと、大人の包丁と変わらない本格派デザインがあります。
キャラクターが描かれていると親しみやすく、本格派デザインであれば大人と一緒の物を使っているという気持ちになって自信がつきます。
この包丁は、デザインは親しみやすいですが、大人用の包丁と同じ形をしており、良いとこ取りのデザインとなっています。研ぐことができるので、お子様が大きくなっても使えますし、サブの包丁としても利用できます。
楽しそうに野菜を来たりしているのを見ると、購入して良かったと思いました。一緒にカレーなどを作ったりして微笑ましく感じています。(マサヒロこども包丁の口コミ)
包丁の切れ味と刃の種類
子供用の包丁には、主に3種類の刃があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、使い方に応じて選びましょう。
切れない包丁
誤って刃の部分に触れてしまっても大丈夫な設計になっている包丁です。口コミ調査では、バナナなどのやわらかい物を切っているという声がありました。
無理に切ろうとすると危険なことがある点、切れないと思って安心しすぎないことに注意が必要ですが、ままごとの包丁から1歩前進させたい、本物の包丁のように切れてしまうのは心配、ままごとの包丁よりも大きいサイズの物を試したいという方におすすめです。
ギザギザした刃の包丁
キャラクターのシリーズが多くあり、子ども自身が使ってみたいと思う包丁を選ぶことができます。
「包丁で切る」という動作の練習には最適ですが、切れない物もあるので、無理に切ろうとすると力が入って危ないことがあります。口コミ調査では、ウィンナーやきゅうりを切っているという声がありました。
好きなキャラクターの包丁でちょっと料理に興味を持って欲しい、包丁の動かし方を知って欲しいという方におすすめです。
切れる包丁
大人の包丁と同じように切れますが、先端が丸くなっていたり、握りやすい形状だったりと、子供が使いやすい工夫がされています。
大人の包丁と同じ程度の切れ味なので、年齢が上がっても使うことができ、いろんな食材を切ることに挑戦できます。ただ、その分使用時には危険が伴います。
口コミ調査では、「切れる包丁」を選んでいる方が最も多い結果となりました。
【切れ味別】おすすめ子供向け包丁
刃なし包丁の一番人気!「リトルシェフクラブ こあら」
握りやすい大きさと手のフィット感、尖りすぎていない刃先で安全に使用することができる。(5歳で使用)
ケガの心配を感じることなく包丁を使わせることができる。(2歳で使用)
バナナなどのやわらかものであれば普通の包丁と同じように切れるので、子供が達成感を感じることができる。(3歳から5歳で使用)
小さなお子様でも安心して使わせることができるという声が多かったです。デメリットとしては、以下の声がありました。
- 子供の好みに合う可愛い柄があると良い
- 切れ味が良くないので、ある程度大きな子供にはもっと切れる包丁が欲しい
- 刃がない分、力を加える必要がある
ギザギザ包丁で人気の包丁はこれ!「スケーター 安全子供包丁」
ギザギザの刃で人気のあった包丁がこちら。スケーターやヤクセルのギザギザ刃の包丁を選ぶ方が多かったです。
子供の好きなすみっコぐらしなのでとても喜んでいます。安全なリヤ付きで持ち運びにも便利です。(5歳で使用)
刃の部分がギザギザしていて鋭くないので、安心して持たせられる。子供が料理を楽しめる。(3歳で使用)
収納ケースがついている点もメリットとなっています。デメリットとしては、以下の声がありました。
- 切れ味がもう少しあると良い
- 包丁を研ぐことができない
- 安全だがスパンと切れずに途中で止まってしまう
刃付け包丁で悩んだらこれ!「リトルシェフクラブ パンダ刃付き」
今回の口コミ調査の中で、最も選ばれている包丁です。
子供用とはいえ切れ味は良いので、子供が普通の包丁を使うようになってからも、サブ包丁として活用しています。(5歳から8歳で使用)
子供向けに設計されており、丸みを帯びたデザインが子供の手に適している。本格的な刃付けが施されており、子供も料理の基本を学びながら安全に使える。(4歳で使用)
※軽くて持ち手がなめらかなので、子供でも持ちやすい。食材はよく切れるが、刃先が丸いこともありけがをしそうな鋭さはない。(6歳から10歳で使用)
子供が使い安く、切れ味が良いという点をメリットや購入の決め手としてあげている方が多かったです。デメリットとしては、以下の点の声がありました。
- 他のデザインプリントがあると良い
- サイズの違いがあると良い
- もう少し本格的だといい
子供用包丁を使うときのポイント
正しい持ち方でしっかり握る
包丁は、正しい持ち方で使いましょう。子供用包丁は握りやすい設計になっていますが、慣れないと思いがけず変な持ち方をしていることがあります。
どこを触ると危ないのか?切れてしまう可能性があるのか?しっかり伝えることが大切です。
痛い思いをすると必要以上に怖くなってしまう可能性があります。正しい持ち方で使えば正しく使えることを伝え、包丁をしっかり握って使いましょう。
安定する場所と形を整える
まな板が動いてしまうと不安定になり、うまく切れません。まな板は動かないように固定しましょう。大人が押さえてあげてもいいですね。
切っているときに食材が動いてしまうのも危険が伴います。切ることに慣れるまでは、四角形の食材で試してみましょう。
常に様子を見ておく
子供が包丁を使っているときは、大人が隣で見守りましょう。
回数を重ねると切る作業もうまくなり、楽しくなってきますが、油断が生まれてしまいます。
油断すると、ケガのリスクが高まります。隣で見守り、楽しく安全にお手伝いしてもらいましょう。
さいごに:無理に使わなくても大丈夫
「包丁を使って欲しい」「包丁でお手伝いして欲しい」と思っても、子どもの気持ちが乗らないこともあるかもしれません。
包丁ではなく簡単な道具で、簡単な物を切るということからはじめても良いでしょう。
ハンバーグをナイフで切ったり、バナナをバターナイフで切るなど、小さな成功体験を重ねることで、食材を切るお手伝いに対する意識が高まってくるかもしれません。
子どものお友達が包丁でお手伝いをしていると聞くと不安になるかもしれませんが、人それぞれです。
また、包丁を使ってみたもののうまくいかなかったり、思いがけず危険な体験をして使いたがらなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、無理に包丁を使う必要はありません。子どもが使ってみたいというときに挑戦してみましょう。
小学5年生になると、家庭科の授業で調理実習があります。5年生になれば大人用の包丁を使うこともできるでしょう。
小さいうちに無理にやらなくても大丈夫です。お子様に楽しくお手伝いしてもらい、少しでも楽しくお子様との時間を過ごしましょう。