雨の日の徒歩通園は、大変そうなイメージがあると思います。
実際、私は経験して大変だったのですが(笑)、今回は雨の日の徒歩通園を経験された方にアンケートを実施して、大変だったことや良かったことをお聞きしました。
雨の日の徒歩通園をするにあたり、準備した方が良いものも合わせてご紹介していますので、参考にしてみてください。
雨の日の徒歩通園で大変だったこと
雨の日の徒歩通園は大変なイメージがあります。実際にはどのようなことがあるのでしょうか。
雨が強いときは、傘を差してレインコートを着てても濡れてしまう部分が必ず出てくるので大変だった。(子供5歳)
風が強い日は大変。風に押されてトコトコと進んでいくので可哀相でした。(子供5歳)
雨で見通しが悪かったり、子ども自身、雨やカッパのフードで前が見えにくいことが多かったりで、親の方が普段より気を使って歩くことが多かった。そのため、傘を差しても子どもも親もずぶ濡れということがよくあった。(子供6歳、0歳)
水たまりに気を付けながら歩かないといけない。準備に時間がかかる。(子供5歳、1歳)
うまく傘を使えないし、雨の降り方によっては濡れてしまうこともあります。準備に時間がかかるのも大変な点です。
雨の日の徒歩通園でよかったこと
次は、雨の日の徒歩通園でよかったことをご紹介します。
好きな傘と好きな長靴が履けるので、雨なのに機嫌が良くて、おしゃべりが弾んで、幼稚園までの間、楽しいひとときだった。(子供5歳)
お気に入りの傘と長靴でお出かけするのが子どもとしても楽しかったのか、「雨、雨ふれふれ母さんが」と歌いながら帰る様子は、徒歩通園ならではで、見ている親としてもかわいらしく楽しく思った。(子供6歳、0歳)
道路にいるカエルや水たまりに入るのが楽しいようで、いつもしんどい疲れたとぐずぐず言いながら歩く道も、ルンルンで歩いていた。(子供4歳)
徒歩だと時間が長いので、子どもとの会話が増えたり、手をつないだり歩いたりできるのが楽しかった。歩くときの車の注意の仕方などを教えることもできるのがよかった。(子供4歳、3歳)
雨の日は、雨の日ならではの楽しみがあります。子どもと一緒に雨の日を楽しめることがポイントになりますね。
雨の日の徒歩通園で使う物
雨の日の徒歩通園で必要な物はこちらです。
- レインコート
- 傘
- 長靴
- 子どもの荷物を入れる防水バッグ
- レインハット
- タオル
お子様の年齢や歩き方、通園する道の状況などによって変わると思いますが、参考にしてみてください。
レインコート
徒歩通園をはじめたばかりの年少さんのうちは、レインコートに慣れていないので、着せやすいポンチョ型がおすすめです。
ポンチョは風にあおられると、めくれてしまって濡れてしまうことがあります。どうしても濡れたくないという場合は、レインパンツがおすすめです。
このようなプレイウエアであれば、砂場遊びでも使えます。
ポンチョに慣れてきたら、レインコートに移行しましょう。
ランドセル対応のレインコートであれば、リュックを背負ったまま着用することができます。
傘
年少さんや徒歩通園をはじめたばかりの頃は、うまく使えないかもしれませんが、だんだん使えるようになるので、気長に見守りましょう。
傘は、身長に合わない大きなサイズを選んでしまうと、重くて耐えられなかったり、煽られたりします。
傘は身長に合ったサイズを選びましょう。
長靴
サイズが合っていないと脱げてしまったり、うまく歩けなくて機嫌が悪くなることがあります。
子どもの足のサイズに合った長靴を選びましょう。
自分は濡れても気にならないスニーカーを履いていたが、レインブーツの方がかなり楽だったので、早く買えばよかったと思った。(38歳・女性)
こんな口コミもありました。雨の日の徒歩通園は、歩く時間が長くなります。ママもレインブーツがおすすめです。
子どもの荷物を入れる防水バッグ
雨の日は、子どもの荷物をまとめて親が持つことも多いです。
傘から手荷物がはみ出してしまうと、濡れてしまいます。荷物を入れる防水のバッグがあると便利です。
大きな傘やスライドして一部が面積が広がる傘を合わせて使用すると、より濡れにくくなります。
レインハット
傘がうまく使えないうちは、レインコートとレインハットを組み合わせて使ってみましょう。
傘をさしていなくても、頭が濡れてしまうのを防ぐことができます。
タオル
雨の状況に寄っては、しっかりレインコートを着用して傘をさしていても濡れてしまうことはあります。
幼稚園に到着したら拭けるように、タオルを持参し、帰宅後もすぐに拭けるように、玄関にタオルを準備しておくと安心です。
雨の日の徒歩通園での対策
雨の日の徒歩通園では、どのような対策をしていたのか聞いてみたところ、最も意見が多かったのは、安全面の対策でした。
交通量の少ない道を選んだり、時間に余裕を持ってゆっくり歩くようにするなど、安全に気を付けて通園したという意見が多くみられました。
他にどのような意見があったのかご紹介します。
親はレインコートを着て、なるべく両手が空くようにする。(子供5歳、2歳)
水たまりで遊んでもあまり怒らないようにしていた。(子供3歳)
晴れている日により時間が読めないので、いつも出る時間より早く出る。(子供3歳)
事前にお風呂の準備をしたり、濡れても良い恰好で迎えに行く。お風呂、着替え、洗濯をセットで考えて迎えに行く前に用意した。(子供6歳、0歳)
水たまりを歩かせないように気を付けました。傘も荷物になるので、大き目の傘に一緒に入った。(子供3歳、1歳)
水たまりで遊ぶことに関しては、許容する派と、避けて歩かせる派にわかれていました。子供の楽しみと親のメンタルのバランスをみながら、適切な選択をすることが大切です。
我が家は遊ばせたら帰宅するのがだいぶ遅くなってしまったので、避けるようになりました…
さいごに
さいごに、いただいたアンケートの声を2つ紹介します。
年少のときはまだ傘が使えずカッパで通園。それが傘に昇格した時に、子どもの成長を感じられた。(子供5歳)
傘の差し方や雨の日に気を付けることを教えられたり、学べたりできたので、小学校に入学して雨の中通学するときに困らなかった。(子供5歳)
我が家も、息子にはじめて傘を持たせたときは、傘を手に持ったまま歩くということに10分足らずしか耐えられませんでした。その後は、ぶん回していました。傘をさすことは子どもにとってこんなに大変なことなのかと面食らったエピソードです。
それが次第に傘を持つ慣れてきて、幼稚園までしっかり傘をさしたまま歩けたときは、感動してしまいました。
また、幼稚園の先生から卒園のときに「小学校に入学する前に傘の使い方を教えて欲しい」という話しがあり驚いたことを覚えています。たまに傘を使わずに生活している子がいて、小学校に入学後に困ることがあるそうです。
徒歩通園を経験していると、そのような心配は一切ありません。
雨の日の徒歩通園は、大変なことも多いですが、子供と一緒に雨の中を歩く時間というのは、過ぎてみればあっという間だったりします。
でも、過ぎてみればなのです(笑)。徒歩通園をしている時期は本当に大変です。イライラします。
どうかご自身のメンタルを大事にしながらがんばってください!(私はお菓子を常備していました)
下の子を連れて雨の日の徒歩通園をする方法はこちら
雨の日の徒歩通園で必要な物の詳しい内容はこちら
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました