はじめて傘を使うとき、特に年少さんのうちはうまく使えないかもしれません。
子どもの傘の使い方を見ていると不安になりますが、日に日に上手になっていきます。がんばって見守りましょう。
今回は、子どもの傘を選ぶときのポイントと、おすすめの傘をご紹介します。
子ども傘の選び方のポイント
子どもの身長に合った傘を選ぼう
幼稚園のうちは主に40cmから50cmの傘を使用します。子どもの身長に合わせて選びましょう。
年齢 | 身長のめやす | サイズ | |
---|---|---|---|
年少 | 3歳~4歳 | 85~100cm | 40センチの傘 |
年中 | 4歳~5歳 | 90~105cm | 45センチの傘 |
年長 | 5歳~6歳 | 105~120cm | 50センチの傘 |
身長はすぐ伸びるので、大きいサイズを買いたくなりますが、大きい傘を買うのは避けましょう。
身長に合わない傘は、身体が傘に振り回されてしまいます。うまく使えないと機嫌が悪くなることもあります。子どもの身長に合ったサイズを選びましょう。
大きい傘は重くなるので注意
傘はサイズが大きくなれば重くなります。慣れないうちは、傘の重さに負けてしまうこともあります。
傘のサイズが大きくなるとその分重くなりますので、傘の大きさ、重さは気を付けて選びましょう。
ワンタッチのジャンプ傘に注意
大人の傘はボタンを押すと一発で開くジャンプ傘が一般的ですが、傘に使い慣れていないうちは危ないので、手で開くタイプの傘にしましょう。
40センチや45センチの傘は、手開きの傘が多いです。
手開きは、開くときに「バンッ!」となりませんし、閉じるときにはずすストッパーがついていません。ストッパーがないので、閉じる時に手をはさむ心配がありません。
年少さんのうちは、楽だからといって安易にジャンプ傘を選ばないように気を付けましょう。
おすすめ子どもの傘3選
目立つ傘ならこれ「耳付き傘」
衝撃的にかわいい傘です。朝、この傘を持って歩いている子どもたちを見るととてもほっこりした気持ちになります。この傘はとても目立つので、かわいさアピールも兼ねることができます。
王道のキャラ傘「アンパンマン傘」
幼稚園で必ず通るアンパンマン。
アンパンマン以外でも、子どもの好きなキャラクターの傘を使うことはおすすめです。
機嫌が悪いときに「アンパンマン持って行こう」などと言って、ご機嫌取りアイテムに使うことができます。
小学生前にワンタッチデビュー「キッズジャンプ傘」
小学生になると50センチ以上の大きさの傘になります。大きい傘はほとんどがジャンプ傘です。
入学前にワンタッチで開くジャンプ傘の練習をしておくと、入学準備にもなります。
年少さんでは扱うことが大変なジャンプ傘ですが、年長さんになったら、小学生になる練習!としてジャンプ傘を取り入れると、ちょっとお兄さんお姉さんになった気分を味わうことができるでしょう。
番外編 徒歩通園ママにおすすめの傘
とにかく大きい傘を求めるママには「ゴルフ傘」
雨の日は子どもの荷物を持ってあげることもあり、傘から荷物がはみだして濡れてしまうことがあります。
そんなときは大きい傘があると濡れにくくなります。とにかく大きい傘が欲しいという方はゴルフ傘がおすすめです
大きい傘は重くなる重くなる点と、風に煽られやすい点に注意しましょう。
機能性抜群!背中側に伸びる「スライド傘」
大きい傘が良いけど重い傘はちょっと…という方には、スライド傘がおすすめです。
傘を開いたときに一部分だけ傘の面積が増える便利な傘です。重さも普通の傘と変わらないのでとても使いやすいです。
リュックを背負っているときは背中側を広くしたり、荷物を肩にかけているときはそちら側を広くして使うと荷物が濡れにくくなります。
傘がうまく使えないなら「レインハット」
子どもにとって傘は非日常的なものです。はじめて傘を使うときはうまく使えません。新しいアイテムだと思って振り回して遊んでしまうこともあると思います。
傘をささずに濡れてしまうことが気になる場合は、レインハットを併用しましょう。
さいごに
傘で遊んでしまうこはよくあります。子どもの傘はすぐ破れたり、折れたりします。そしてすぐサイズアウトします。
買ったばかりなのにもう壊れた!もう小さくなった!なんて思いますが、気持ちを切り替えて、次の傘を探しましょう。
傘がうまく使えるようになってきたら、子どもの成長を実感できると思います。
ぜひ子どもと一緒にお気に入りの傘をみつけて楽しく通園してください。