2歳、3歳ではどんな絵本を読んだらいい?
0歳から1歳で読んでいた絵本から変えた方がいいのかな?
2歳から3歳の絵本選びは悩むことが多くあります。
今回は、2歳から3歳のお子様に読んでよかった!と思う絵本について、口コミ調査を行いました。
実際にお子様に読み聞かせをしているママやパパたちからご意見を伺いました。絵本選びの参考にしてみてください。
2歳から3歳におすすめ絵本3冊
1位「はらぺこあおむし」
カラフルでわかりやすいイラスト、読み手を飽きさせないしかけの工夫、曜日と数字がストーリーに入っていて学習要素があり、総合力がとても高い絵本です。
今回の口コミ調査では、「はらぺこあおむし」がダントツの1位でした。
- 絵がカラフル
- しかけ絵本になっている
- 曜日と数字が学べる
絵がカラフル
カラフルな絵が目を引きます。
とにかく色が鮮やかなので、子どもたちも触ったり色を認識できるのでおすすめ。(30代・女性)
色使いが独特で、どのページも鮮やかです。他にも「鮮やかな色使いできれい」「カラフルな絵で楽しめる」という声がありました。
しかけ絵本になっている
絵本に丸い穴が空いているしかけがおもしろい。(30代・女性)
少しだけしかけのページがあり、子どもを飽きさせない工夫がされています。一方で、すべてのページがしかけになっているわけではないので、ストーリーに集中できます。
曜日や数字が学べる
曜日と数字の導入にもちょうどいい。(30代・女性)
何曜日に何を何個食べた…という内容が、わかりやすいイラストとともに展開します。学習要素が入っている点も選ばれる理由になっています。
「はらぺこあおむし」には歌があり、「歌を歌いながら楽しんでいる」という声がありました。2、3歳以降も楽しめる絵本です。
2位「ノンタンシリーズ」
単体ではなく、シリーズ全体で推す人が多かったです。
- ページが少なく読みやすい
- 生活習慣を学べる
ページが少なく読みやすい
ノンタンの絵本は、サイズが小さく、少ないページで構成されています。ページが少ない分読み聞かせしやすく、子ども自身でも絵本を扱いやすくなっています。
小さいサイズは、持ち運びしやすい点もメリットです。
生活習慣を学べる
ノンタンシリーズには、たくさんのお話があります。
歯磨きやトイレなど生活習慣が身につく内容がよい。子どももノンタンの真似をしてやりたいと言うようになるし、子どもたちも楽しんでいる。(30代・女性)
他にも、トイレトレーニングや友だちとの関わりをノンタンを通じて学べるという声がありました。
第3位「だるまさんシリーズ」
0歳から1歳のおすすめ絵本調査でも人気だった「だるまさんシリーズ」がここでもランクイン!
0歳から1歳では「だるまさんが」が人気でしたが、2歳から3歳になるとシリーズ全体で推す人が多くなります。
- 子どもと一緒に楽しめる
- ページをめくると表情が変わる
子どもと一緒に楽しめる
「だるまさんシリーズ」は、子どもと一緒にだるまさんの動きを真似しながら楽しむことができます。
「だるまさんの」ではくだものが出てきて、「だるまさんと」ではだるまの身体を紹介してくれます。「だるまさんが」とは違う楽しみがあります。
一緒にだるまさんの目や手など身体の一部を声に出したり、覚えたりできる。(「だるまさんの」購入・30代)
子どもとのコミュニケーションが果物とだるまさんとの絵でとれて、幸せな気持ちになれました。(「だるまさんと」購入・30代)
ページをめくると表情が変わる
ページをめくると必ずウケる。(「だるまさんが」購入・30代)
0歳から1歳のおすすめ絵本でも人気だった「いないいないばあ」を選ぶ方もおり、ページをめくると表情が変わる絵本は、ひとりで読む場合も子どもにわかりやすく人気です。
2歳から3歳におすすめ絵本の選び方
ストーリーのある絵本
2歳から3歳になると、「はらぺこあおむし」のように、ストーリーがある絵本を読み聞かせしているという意見が多くありました。
他に人気のあったストーリーのある絵本が「ぐりとぐら」です。
大きな卵で大きなカステラを焼くお話しで、想像力をかきたてたり、動物にわけてあげるところで優しい気持ちを育めるのが良いと思います。(40代・女性)
リズムのある絵本
「だるまさんシリーズ」のように、言葉のリズムを楽しむ絵本は、子どもも飽きずに聞くことができます。
他にも、ストーリーの中に擬音語が出てくるこちらの2冊が人気です。
ホットケーキが焼ける場面の言葉のリズムが楽しい。(40代・女性)
「ミシンカタカタ」のリズムの良さやイラストの可愛さとファンタジックなストーリーが良い。(50代・女性)
生活習慣に関する絵本
トイレトレーニング、おふろ、はみがき、寝かしつけの様子が描かれた絵本を選ぶ方が多かったです。2、3歳は、色々と苦戦する場面が多くなります。困ったら絵本に頼ってみましょう。
トイレトレーニングの一環として、楽しみながら興味を持てる本。(30代・女性)
この時期は、寝かしつけに困ることも多いです。その影響か、おばけの絵本を選ぶ方も多かったです。
おばけの絵本には、かわいいストーリーもありますが、人気のあった絵本を見ると、おばけに求めるのは怖さのようです。
寝ないとどうなるかを教えてくれる本。少し怖いけど、理解できる2歳から3歳の子どもにはとても効果的でおすすめです。おばけに連れて行かれた子がどうなったか、心配する気持ちが芽生えます。(30代・女性)
さいごに
2歳から3歳向けの絵本は、ストーリーを聞いて想像をふくらませたり、絵を見て考えたり、子どもの感性を刺激する絵本が多かったです。
トイレトレーニングや寝かしつけのための絵本を取り入れている方も多く、おばけの絵本を読んでいる方が多かったです。
ご紹介した絵本以外にも読んでみたい方は、絵本ナビの試し読みを見てみてください。
我が家は、ねかしつけに「おやすみはたらくくるまたち」を使っていました。
洋書なので、はたらくくるまの名前が難しくて最初は大変でしたが、我が家では一番人気の絵本でした。
毎日読んでいたので子どもが暗記して、私によく読んでくれました(笑)。私の読み方を真似して読むので、すごく恥ずかしかった思い出です。はたらくくるまが好きなお子様にはヒットすると思います!
絵本と一緒にたくさんの思い出を作ってください。