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ヤマハのアンサンブルコースってどんなところ?

ヤマハ音楽教室は、2024年5月以降、新体制に移行していきます。
この記事は、2023年以前のヤマハ音楽教室について書いているため、新体制のヤマハ音楽教室とは内容が異なるかもしれません。参考程度にお読みいただけると幸いです。

ヤマハ幼児科を修了すると、ジュニアコースに進級します。

我が家は、ジュニアアンサンブルコースに進級しました。

今回は、アンサンブルコースについてまとめました。

ジュニアアンサンブルコースを受講したことのある方にアンケートを実施して、メリットやデメリットなどもお聞きしましたので、進級コース選びの参考にしてみてください。

目次

ジュニアアンサンブルコースの概要

ジュニアアンサンブルコースは、幼児科を修了した後に進級するコースの1つ。全員が幼児科の修了生です。

1回60分のグループレッスンを月3回行うことを基本とし、6年間同じクラスで受講します。

我が家の通っていたクラスでは、発表会前に月のレッスン回数が4回のときもありました。その場合は、他の月で休みを増やしていました。

アンサンブルコースでは、2年に1回グレード試験があります。6年間のうち3回もあるのか!と感じるかもしれませんが、他のコースよりも少ないです。

費用

アンサンブルコースの主な費用です。

レッスン料金

1年目~2年目・・・月額8,250(税込)
3年目~6年目・・・月額9,350(税込)

※別途施設費がかかります。

教材費

1年目、2年目・・・10,450(税込)
3年目・・・6,270
4年目・・・6,490
5年目、6年目・・・6,930

レッスン料や教材費の他に、発表会費やグレード受験料がかかります。グレード試験時には、問題集を購入する場合もあります。

詳細はヤマハのサイトをご参照ください。

アンサンブルコースの教材

購入する教材は4点です。

  • ジュニア…アンサンブルやソルフェージュが載っている教材
  • レパートリーブック…ピアノとエレクトーンの楽譜
  • ミュージックドリル…宿題で使うドリル
  • レッスンノート…連絡帳として使います

アンサンブルやソルフェージュが載っている「ジュニア」は、グループレッスンの中で全員が同じ曲を練習します。「レパートリーブック」の曲は、個別に曲を選択して練習します。

教材の裏表紙にCDがついています。DVDはありません。

幼児科で使っていたマグネットもレッスン内では使わなくなりますが、たまに先生が「マグネットで確認してみてね~」と言うことはありました。

アンサンブルコースの発表会

我が家の通っていた教室では、アンサンブルの発表会、ソロの発表会、希望者のみ参加するアレンジの発表会の3種類がありました。

アンサンブルの発表会は、別に発表会用の曲が準備され、レッスン内にみんなで練習します。ほかのクラスと合同で行うので、直前に別日で練習することもありました(自由参加でしたが)。

ソロの発表会は、レパートリーブックの中から1曲または2曲選んで発表しました。こちらもレッスン内で練習します。

はなこ

我が家は、幼児科でもアンサンブルの発表会とソロの発表会があったので、幼児科と同じ手順で行いました。

アレンジの発表会は、1年目や2年目は挑戦者として、レッスンでやっていた曲を発表しましたが、3年目以降はアレンジ兼作曲して発表します。

自作する場合はレッスン内で対応できないので、個人レッスンが必要になるそうです。

アンサンブルコース経験者の方へのアンケートを見ると、アンサンブルの発表会のみ、ソロの発表会のみという方もいました。発表会のスタイルは、教室によって異なるようです。

アンサンブルコースのレッスン内容

アンサンブルコースのレッスンも、幼児科と同様に聴く→歌う→弾くの順番でレッスンが進行します。

ただ、幼児科に比べてペースは早いです。

1回のレッスンで聴く→歌う→弾くまで一度に行い、まずは片手で弾いてみます。

そして、「練習してきてください。両手で弾ける人は弾いてみてね!」という感じです。

曲によりますが、3回くらいで仕上がった曲もありました。

はなこ

我が家は進級してクラスを変更したので、先生も変わったばかり。最初はペースについていくのが大変でした。

ソルフェージュ

ソルフェージュのレッスンでは、楽譜に書かれている内容の通りに弾く練習をします。

スラーのときはなめらかに弾く、どこまでスラーがついているのか?や、フォルテがついているから大きく、ここからクレッシェンド!というように、記号や調の学習もがあります。

弾く曲の他に、歌の曲もあり、幼児科のときのように身体を動かして歌います。

大きな古時計やハイホーなど知っている曲も出てきて、ちょっとした息抜きになります。

アンサンブル

アンサンブルの発表会のように、パートに分かれて練習する曲があります。

楽譜がパート別に分かれていて、グループの中でパートを決めます。

人数が少ないクラスであれば、自分のパートは1人だけということもあるので、ちゃんと練習しようという気持ちになりますし、他の友達の音を聴いて合わせる練習にもなります。

アレンジ

「こぐまのマーチ」など馴染みのある曲を使って、アレンジをするレッスンがあります。

はじめは、左手のリズムを変えるなど簡単なところからスタートし、調を変えたり右手を変えたりとアレンジを考えて弾きます。

テキストに載っている例のレベルが幅広いので、得意な子はどんどんチャレンジできます。苦手な場合は先生からアドバイスを受けてできる範囲でやれるので、気負わなくて大丈夫です。

はなこ

アレンジはヤマハならではのジャンルですね。

レパートリー

レパートリーブックの中から、弾きたい曲を選んで練習します。

レパートリーブックの楽譜は、ピアノ用の曲とエレクトーン用の曲に分かれているので、CDを聴いたり楽譜を見たりして弾く曲を選びます。

レッスンの中で順番に弾き、個別に先生に見てもらいます。

グループ全員が1人ずつ弾くので、短時間にはなりますが、弾き方やペダルの使い方など個別に指導を受けます。

幼児科との違い

ピアノかエレクトーンを選ぶ

レパートリーブックがピアノの曲とエレクトーンの曲にわかれているので、どちらの楽器を使うか選びます。

レッスンは全員がエレクトーンを使用しますが、レパートリーは楽器に合わせて、先生から指導を受けます。

子どもだけでレッスンを受ける

ジュニアコースは基本的に子どもだけでレッスンを受けます。

ただ、我が家のクラスは1年目は一緒に入ってサポートして欲しいと先生から話がありました。

幼児科からレッスン内容も変わりますし、1年生は文字の学習が始まったばかりで字を書くのも遅いです。連絡帳を書くことにも慣れていません。

1年目は子どものサポートのためレッスンに付き添い、2年目からは徐々に子どもだけでレッスンに行くようになりました。

連絡帳を書く

レッスンが終わると、レッスンノートを書きます。いわば連絡帳です。

先生がホワイトボードに書く内容を、そのまま書き写します。

先生によって書き方の違いはあるかと思いますが、我が家の先生は、短時間で簡単書けるように、レパートリーは㋹など、略字を使っていました。

宿題について

ミュージックドリルが宿題に出ます。

幼児科のホームワークに比べて、本格的な音楽の内容になっています。

先生が問題や回答の説明をしてくれるので、比較的簡単に回答できます。

中には難しい問題もありますが…答えも載ってます(笑)。

アンサンブルコースの口コミ

アンサンブルコースを受講したことがある方に実施したアンケートから、いただいた声をご紹介します。

アンサンブルコースでついた力

はなこ

まずは、「アンサンブルコースではどのような力がついたと思うか?」聞いてみました。

いろんなパートを弾いたり、他の人と合奏することで、音楽の仕組みがわかったり、周りと合わせる力がついたと思う。

音楽を聴く、歌う、弾くに桑家、音符を書く、読む力がついたと思います。

アンサンブルなので、何人かのお友達と演奏をするため、コミュニケーション力や協調性なども身につけることができたと思います。

アンサンブルコースは、他のコースに比べるとグレードの取得級が低いですが、幼児科よりも本格的な音楽の学習内容となっています。

強弱記号やテンポ、ペダルを使った曲もあり、友達と一緒に音楽の力を身につけることができます。

アンサンブルコースの良いところ

はなこ

次に、アンサンブルコースの良いところをお聞きしました。

パートにわかれてアンサンブルするのが良かった。アレンジもあって楽しんでいた。

技術だけでなく他者との交流、コミュニケーション力、発表会に共に出ることで達成感を味わうことができる。

どんな音楽初心者でもある程度のレベルにまでなれる。

ジュニアコースは6年間のコースです。幼児科やぷっぷる、なかよしから通っている子は、幼少期からずーっと一緒というクラスもあるようです。

学校の友達と一緒のクラスであれば学校以外の思い出ができますし、他の学校の友達であれば、友達が増えるという点はメリットです。

合奏できることはグループレッスンの醍醐味。

幼児科から続けることで合奏のレベルも上がっていくので、いろんな音、技術を使ってアンサンブルができ、他の人の音を聴いて弾くレベルが上がっていきます。

アンサンブルコースのデメリット

はなこ

デメリットと思われる点についてもお聞きしました。

個人差が大きいとレッスンの進みにも影響がある。

人の目が気になるときもたくさんあってつらいこともあった。練習できていないとレッスンに行きづらいと思ってしまうこともあった。

月謝が高い、あまり本格的にピアノを弾き込もうという感じではない。

アンサンブルのレッスンでは、自分だけ弾けないと曲が完成しないこともあります。

レッスンの年数が上がっていくと、個人個人のレベルに差が出てくることもあるでしょうし、年齢が上がることで他の人の目が気になることもあるかもしれません。

アンサンブルコースを受講した感想

はなこ

最後に、アンサンブルコースを受講した感想を伺いました。

みんなでひとつの事を、曲を弾き達成感を味わうことができて良い思い出になっている。

年々人が減ってしまい、最後は3人グループで発表会だった。曲もかっこよかったしこれまでの思い出もあったし寂しさもあったし泣けました。

「好きなレッスンは何でしたか?」という質問では、アンサンブルや歌うことが好きだったという声が多かったです。

我が家の場合、ピアノが好きとか弾きたいという気持ちよりも、みんなで合奏したい、みんなが弾いてるから自分も頑張ろうと言ってやっていました。

個人レッスンだったら、ここまで続かなかったと思います。

はなこ

友達と1つの音楽をつくること、学校外での経験は貴重だと感じました。

さいごに

グループレッスンのみのアンサンブルコースですが、1人ずつ弾く時間があり、個別に先生に指導を受ける時間もあります。

個人レッスンの体験にもなるので、こうやってもっと指導を受けたい、もっと弾きたいと思ったら、オプションレッスンを追加してみても良いかもしれません。

ただ、ジュニアコースに進級した場合、途中でコース変更はできないそうです(進級前に先生に聞いた話)。理由は、コースごとに進捗状況が異なるからとのことでした。

教室によって対応が異なると思いますので、気になることがあったら、早めに先生にご相談してみてください。

はなこ

少しでも参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

レッスン内容や発表会のやり方など、教室や先生によって違いがあると思います。お子様のクラスではどのようにやるのか?など、詳細は進級の相談の際に先生にご確認ください。

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